横町は福島宿の北端の街区です。幕末から明治初期の町割りから判断すると、街道に面した家並みを除くと、農村的な集落だったようです。農村の一部が街道に面したところを、間口が狭く奥行きが深い短冊形の町割りを施して、宿場集落として機能していたものと見られます。 ◆◆ |
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千曲川堤防から眺める横町区の集落北端の風景。背景は左から井上山、綿内の太郎山と妙徳山、その右手が奇妙山。 一番手前が堤防道路でその下が旧街道の遺構に建設された道路。奥に向かって横町の小路が東西に延びていく。 |
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▲やや鋭角に曲がる横町の鉤の手道。街道はここから北に向かう。 ▲幕末まで、街道はガードレールから緩やかに右折し河川敷に向かっていた ▲祠型の庚申塔: 今は街道標柱となっている ▲馬頭観音脇を往く小径が街道の遺構 ▲馬にまたがる三面八臂の馬頭観世音 ▲現在の堤防内の河川敷: 渡し場は画面の中央辺りにあった |
◆旧街道脇の景観◆ 県道347号は、明治時代の街道法にもとづいて、北国間道松代往還を引き継いで制定建設された新街道です。旧街道の遺構は、その道路の東側を往く細道です。
旧街道の遺構脇にはきわめて珍しい形状の馬頭観音像が置かれています。この観音様は、馬にまたがっている姿なのです。石垣の上に台石を置き、その上に観音像を配してあります。 |
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