▲立場バス停の近くの風景。街道は依田川から距離をおいて山麓を通る。
中山道に沿って下和田を歩いていると、何やら懐かしい農村風景に出会ったような気がします。還暦を過ぎた私が子どもの頃に信州各地でよく見ていた風景を思い出します。
とはいえ、下和田も高度経済成長を経て依然とかなり変わっていて、昔ながらの茅葺屋根の民家の姿はもはやどもにもないのですが。茅葺屋根はトタンぶき屋根に変わり、その多くは無住となっていて、荒廃を待つばかりのように見えます。
それでも、街道沿いの農村集落という相貌がいたるところに残っているように感じられるのです。