龍雲寺を出て親木通りに出て東に向かうと、国道403号線にいたる。左折して北に歩くと、中町の交差点を過ぎて郵便局の隣が皇大神社に到着。
主祭神として天照大神を祀ってある神社だ。
その昔、伊勢神宮(皇大神宮)に参詣できない人びとのために、日本各地の要所に神宮の分社格の皇大神社をつくり、地元や近隣からの参詣者に札を授けたとか。
ここもそのひとつだという。
境内には皇大神のほかにも、金毘羅社、八坂社、西ノ宮社なども合祀されているのだそうだ。
そのため、社殿がいくつもある。神様がたくさんいるので、にぎやかな神社だ。
境内には、ケヤキの巨樹・老樹が何本もあって、こんもりした鎮守の杜をつくっている。夏には、涼しい風が通り抜ける心地よい木陰をつくる。
一月半ばには、「安市」という市が立って、新年を迎えて達磨などの縁起物などの売り買いを中心に盛大な催しとなる。近在の人びとが多数集まって、大変な活気を呈するらしい。
うっかり通り過ぎてしまいそうなったが、境内の中央にある御神馬殿(写真下)。神馬はその昔、氏子から寄贈されたものだという。
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