若一王子神社はアルプス山麓にあります。
神社の鎮守の森は、東側から見ると北葛岳と蓮華岳を真後ろに背負っているようです。蓮華岳の奥には針ノ木岳が鎮座し、稜線伝いに北に向かって赤沢岳と鳴沢岳、岩小屋岳、爺ケ岳、さらにその北に鹿島槍ケ岳の双耳峰が連なっています。
雄大な北アルプスの連峰の麓には、豊かな水に恵まれて、広大な水田地帯が開けています。
▲アルプス山麓の鎮守の森: 蓮華岳を背にして(初夏6月の風景)
この水田地帯のなかで、若一王子神社は近隣を果樹園や集落に取り囲まれています。神社の鎮守の森は背の高いヒノキや、サワラ、杉などに覆われています。
神社の最寄りの駅は北大町駅ですが、神社の参道は、JR大糸線と平行に走る千国(糸魚川)街道(県道31号)に接続してます。
アルプスの麓の大町は、冬の寒さが厳しいところですが、その分、春の風景はことのほか待ち遠しく、また美しいものです。
⇒大町市若一王子神社への交通ルートを調べる Google Map
▲桜が咲く頃に雪雲が襲ってくることもある(2016年4月11日撮影)
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