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善光寺街道郷原宿のうち郷原集落は郷福寺から南の部分です。宿駅の街並みとしては、寺から北側の堅石集落まで続いていたようです。というのも、本棟造りの商家風ないしは村役人宅風の町家がいくつも通り沿いに残っているからです。
とはいえ、往時は郷原とのあいだに田畑や樹林が割り込んでいたかもしれません。
そして、現在の堅石中町から1キロメートルほど距離を置いて前新田集落がありました。そこにも街道沿いに広壮な本棟造りの古民家が集まっていたようです。このあたりまでが、伝統的な家並みが見られる「郷原街道」と呼ばれているようです。
今回は、郷福寺の北側から堅石中町まで、およそ800メートルほどを歩いてみます。
▲郷原宿の外れの堅石の古民家 冠木門があるので集落の村役の住居か。木蓮の花が美しい 【撮影4月中旬】。
▲堅石地区の本棟造り古民家 : 低いシルエットの大きな屋根
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