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原新田は郷原街道の北の外れにありますが、広丘では最も近代都市化が進んだ地区で、広丘小学校近隣を中心に独特の文化の薫りのする街です。日本の近代短歌の聖地=巡礼地のひとつなのです。
信州は江戸後期から和歌・俳句の文化運動が盛んな地域で、ことに明治以降、各地に近代短歌の結社(サークル集団)が形成され、歌誌が敢行され、短観の創作発表と批評活動が活発におこなわれてきました。
そのひとつの中心地が塩尻市広丘です。久保田空穂、伊藤佐千夫、若山牧水、島木赤彦、太田青丘など近代短歌運動を率いた突出した面々が、広岡を拠点として、短歌の方法論と人生をめぐって複雑な人間模様を紡いでいたそうです。
そういう経緯から、広丘は「短歌の里」と呼ばれています。
▲原新田の街道沿いの古民家:広壮な結構だ 【撮影4月中旬】。
▲塩尻短歌館 : 塩尻市広丘は日本の短歌の「巡礼地」だ
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