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明治期になると、総堀の南端が埋め立てられ、そこに数多くの露店が構えられ盛り場となった。終戦直後には闇市が立ち、その後、猥雑に混み合った街区となった。2001年に全面改装され、「下町風情」あふれる街並みを再現した商店街となっている。
松本市街でも中心的な目抜き通りを横切るこの通りに入った途端、レトロな街並みに迷い込んだかのようだ。
▲女鳥羽川に架かる千歳橋
▼通りの外はモダンなビル街
縄手通りは、寺院や神社の門前町のような風情で、土産品や工芸品、食べ物を売る小さな店舗が軒を連ねる街並みで、石畳の舗道が整備されて、何やら「昔懐かしい」景観だ。
通りのすぐ脇に四柱神社があるので、門前町には違いない。
▲骨董店
▲骨董店の古時計は、ここだけの特別な時の流れを刻んでいるかのようだ
通りにはいくつも古風な民芸品・工芸品の店舗や骨董店があって、それがまた歴史や古風な風情をかもし出している。この街並みにだけ固有の時間が流れている感じだ。
▲民芸品店
▲門前町風の街並み
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