▲春の陽を浴びる社殿:境内は緑地公園になっている
茂田井集落から無量寺に向かう小径を歩くと、左手(東側)に神社の境内が見えてきます。これが諏訪神社です。境内には桜やイチョウの古木があって、のどやかな雰囲気です。
▲社殿前の鳥居:社殿は本殿の蓋殿と神楽殿を兼ねているという
信州の農村と街の集落の多くには諏訪神社が祀られています。諏訪大社が「信濃の国一之宮」と位置づけられているからでしょうか。ことに塩尻以東の中山道の集落のほとんどに諏訪神社があるようです。
やはり、中山道和田峠の麓、諏訪湖の畔に諏訪大社があって、下ノ諏訪宿の要となっているので、街道伝いに祭神として建御名方命を勧請分祀するのが容易だったからでしょうか。